指揮・指導/神尾昇(プロフィール)

 


 香川県小豆島出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学指揮科に再入学、首席で卒業。
 声楽を鈴木寛一氏、指揮を故佐藤功太郎氏に師事。
 同大学では、新設された奏楽堂にて初の卒業式を記念する、オペレッタ「こうもり」の総監督を務めた。
 コンサート指揮者としては、これまでに徳島交響楽団、沼津交響楽団、柏交響楽団などのアマチュアオーケストラの指揮、指導、東京ユニバーサフィハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートの指揮など、オペラ指揮者としてはLIP-OPERA、愛媛県民オペラ、芸大オペラプロジェクト、オペラ徳島の指揮者を歴任。また、このいくつかの団体では演出も担当。
 上野の森オペラ座を主宰し、「フィガロの結婚」「魔笛」「カメン」など、自ら日本語訳を制作、「オペラをより身近に」をモットーに指揮科在学時から活動を始める。
 合唱指揮者としては、東京トロイカ合唱団の副指揮(兼団員)。多くのアマチュア団体の指揮、指導を行っており、2010年1月には杉並公会堂に一堂に会し「第一回神尾合唱祭」を開催した。
青年団協議会・全国青年大会合唱部門の審査員。
また、「瀬戸内国際芸術祭2013」音楽部門の総監督を務める予定。
 声楽家としても、男声カテット「カインズ」のメンバーとして積極的な活動を行うかたわら、2010年夏にはシューベト「冬の旅」全曲リサイタも開催した。
 2005年5月から6月にかけてーマニアで行われた「第一回ベラ・バトーク国際オペラ指揮者コンクー」において、最終ラウンドを待たずして「審査員特別賞」を受賞。受賞者披露のガラコンサート「カメン」では終幕を指揮し、その模様は国営放送でも放送された。